事業内容
鉄骨工事について
工事内容
鉄骨・鋼材を組み上げる鉄骨工事技術には、妥協やミスは絶対に許されません。
鉄骨に狂いがあっては、建物は真っ直ぐに立つことすらできなくなります。
さらに、近年の震災などの影響により高まる耐震への需要にこたえる為、狂いなく正確に組み上げる緻密で安全な作業を常に心がけています。
大きな荷重にも耐え、自由で美しい構造を表現でき、そして長期にわたって建物全体の強度と精度を保ち続ける鉄骨は、文字通り建築物の骨となる部分です。
建物が完成に近づくにつれ、私たちの仕事は外からは見えなくなってしまいます。
しかし、そこに建物が立ち続けている限り、私たちの仕事の証明となるのです。
各種鉄骨工事・各種金物工事・耐震鉄骨補強工事
本締め工事
鉄骨同士の接合は、ボルトやリベットで行われます。
ボルトは、「一次締め」「本締め」と呼ばれる行程で締め付けられます。
鋼材を組み合わせてすぐに強く締めこむと、接合部分に遊びが無くなり、まだ締めていない箇所の接合部分にずれや歪が生じる場合があります。
そのようなことがないように、まずは関わる全ての接合部分を一次締めという行程で軽く締め、あたりをつけてから本締めを行います。
ビル鉄骨など、鉄骨建方工事全般を請け負っております。工事前から綿密な工程計画や重機計画、作業計画等を打ち合わせ、あらゆる状況に対応できるよう体制を整えております。
小さな案件から予算に合わせて見積書を作成し、作業手順書作成、施工計画、施工管理を行うとともに、使用工具、吊り冶具を持ち込んでの材工請けや、手間のみの手間請けも行っています。
鉄骨工事の経験豊富な職人が、安全かつ精度の高い作業を心がけています。
鉄骨解体工事
当社は組み立てるだけでなく、解体工事も請け負っております。ビル、マンション、倉庫、工場、店舗、ガソリンスタンド、学校、体育館、プール等の解体、内装解体から全撤去解体工事も施工致します。
また、アスベスト関係や焼却炉の撤去処分にも適正な処理で対応します。
鍛冶工事について
当社は経験豊富な熟練の職人がお客様のご要望に確実にお応えいたします。
鉄骨を、設計と寸分の違いもなく組み上げるのに欠かせない作業が、鍛冶工事です。
熟練の鍛冶工が、詳細な設計図を元にひとつひとつ切りだし、精巧で精密な技術で鋼材を組み上げていきます。
高層ビルなどが何十年と建ち続けるために、鍛冶工事の設計誤差は許されません。
一切狂いもなく鋼材を組み上げていくことは、職人として当然のことなのです。
緻密な設計図を狂いなく形にするために、職人一人一人が安全に、かつ繊細な作業を心がけ、クライアントの要望に応えられるような体制を整えています。
溶接工事について
鉄骨同士を半自動溶接機を用いて溶接したり、固定したボルトやリベットを溶接し、緩むことをなくしたりします。そうすることで、鉄骨が鉄骨を補強し、更に強い鉄骨へと組み上がっていくのです。その他、ズレ止め溶接、杭頭補強筋フレア溶接溶接などの各種溶接や、現場で発生するあらゆる溶接行程に対応いたします。
当社は経験豊富な熟練の職人がお客様のご要望に確実にお応えいたします。
鉄骨・橋梁の現場溶接／アーク溶接／ガス溶接／半自動溶接等／各種溶接作業
鳶工事について
高所作業なら何でもお任せ
鉄骨等の組立て、各種足場、工作物等の解体、工事機械の取り付けなど、高所での作業全般を請け負っております。
鳶工事は現場の花形などと言われておりますが、建設現場に関わるみなさまの命を預かる大変重要な立場です。
そのことを常に念頭に置き、今日まで確実で丁寧な仕事を心掛けてきました。
今後も安全第一・無事故でお客様のご要望にお応えします。
足場工事／各種高所作業等
重量物・機械器具据付工事
建設現場で使用する重量機器の搬入・据付・撤去・移設・運搬を一貫して請け負います。
技術革新が飛躍的に進む建設業界では「とび工」の存在は益々重要を増しております。
当社は、時代とともに設置技術向上も図っており、鳶のプロ集団として幅広いニーズに対応しております。
柱脚・アンカー工事について
アンカー工事
鉄骨造の建物における、アンカーボルト設置工事は建物の土台となるとても重要な金物工事です。
鉄骨の骨組みを、鉄筋コンクリート造部分に接合し、固定する方法として、一般的に柱脚部分アンカーボルトが使用されます。
アンカーボルトの役割としては、建て方用と、構造用に分かれます。
施工する上で、一番大切な事が、埋め込み精度です。
鉄骨柱建て方時にアンカーボルトがベースプレートの孔に無理なく挿入出来、ナット締め付け時のベースプレートとの密着度を高めるためにも、位置と高さの精度が非常に大切です。
当社では、製図から加工、施工と経験を積んだ職人が、正確に組立、セットをしていきます。
柱脚工事一式として商品化された、ジャストベース工法等、各種固定柱脚工法も対応しております。
床版工事について
デッキ工事
合成スラブ用デッキプレート、一般デッキプレート、屋根下地用デッキプレート、型枠用デッキプレート等材料販売・施工賜っております。
合成デッキプレート
コンクリート打設にはデッキプレートが床型枠材として機能し、コンクリート硬 化後にはデッキプレートがコンクリートと一体となって曲げに抵抗する合成構造となります。
従って耐力・靭性に優れ、経済性、施工性の良い工法として建築物の床に最適です。
型枠用デッキプレート
デッキプレートを型枠とする工法。
合成型枠に比べて現場作業が簡単・安全で施工性に優れ、工期が短縮でき且つ経済的です。
一般デッキプレート
デッキプレートの溝を利用する一方向性鉄筋コンクリートスラブ。超高層ビルに多くの実績が有ります。
スタッド工事
「スタッド」とは鉄骨とコンクリートを一体化するため、鉄骨の母材に溶接で取り付けるボルトなどの鋼棒の呼び名です。
この溶接作業工程を「スタッド溶接」と称します。
鉄とコンクリートを、効率よく経済的に一体化するために、スタッドは用いられます。
鉄骨造において、梁の上に取付けて、デッキの上に打設するコンクリートとの一体化を増大させたり、鉄骨柱に、根巻きコンクリート（鉄骨の柱脚部をコンクリートで固めること）を打設する際に、同じように一体化させるようなときに、使用します。
建物が何十年と立ち続けるためにとても大切な工事を熟練の職人が正確かつ丁寧に施工していきます。